研修:ハイレベルな工作に挑戦してみよう!

活動報告

2024 年 8 月 3 日 (土) 10 時 ~ 15 時 福岡県立四王寺県民の森センター(学習研修館)にて竹笛2種と唐シュロのバッタの工作をしました。講師は当会の森林インストラクターの田川さん。午前中は、篠笛二種をつくりました。材料は、講師がよくよく吟味して集めたきれいで整った篠竹です。細い篠竹の一部をカットして、薄い竹片を挟み込みます。息を吹き込むとピピーッと澄み切った音色が聴かれました。紐を付けたら緊急ホイッスルに使えそうです。次の篠笛は難易度があがります。ヤスリをかけ、平ノミで約45度削り、ドライバーで穴をあけた本体にパーツを仮止め。音色を確認したあと接着剤で固定します。どうにか鳴った・・・短い休憩のあと、午後からはトウジュロのバッタ作り。これがまさにハイレベル。お手本を示す講師の手元をみつめる真剣なまなざし。理解したつもりでも自分で挑戦してみると、うん?と混乱する難しさなのです。それでも2時間後には、リアルなバッタが次々と出来上がりました。バッタ作りで使うトウジュロの葉を選ぶのはとても難しいそうです。数年目の堅い葉で、葉の面が平らで波打っていない、そして幅が狭く葉身が長いもの。地元周辺を探してもなかなか見つからず、友人のお庭でついに見つけたそうです。楽しいモノづくりの時間が持てたのも、長い時間を準備に費やしてくれた講師のおかげです。